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誰がいつどうなるかなんてわからない。だからこその自分の人生を精一杯生きなくちゃな、と改めて思いました。大変だけどそればかりではない介護の日常を感じさせてくれる素敵な映画です。娘としても介護職としても頷ける所がたくさんあり、これからも情熱を持っていこうと思わせて頂きました。
優希の過ごしている人生のスピードが心地よく心の変化を共に感じとりながら、いつの間にか映画の世界へ入り込んでしまっていました。介護施設「ハレルヤ」は介護職なので現場の雰囲気、職員の一人一人の心の動きなどがとても繊細に伝わってきて共感しながら、また逢いましょう。と私も思い浮かべ、ご利用者様とこれからもまっすぐ向き合っていこうと思えるステキな映画でした。
介護士として働く私にとって、この映画は日々の在り方を見つめ直すきっかけになりました。「また明日」と手を振る何気ない日常の中にも、必ず“逢えなくなる日”が訪れる。
死と向き合う事で、はじめて過ぎゆく日々を大切にしようと思えるのかもしれませんね。
「介護×芸人」を根底に活動している僕としては「介護×映画」「介護×漫画」とやはり大きな意味で「介護×芸能」というのは相性がいいなと再確認できました!介護職が抱える人間関係の難しさ、高齢者の方の尊厳、低賃金、死との関わりなどテーマも豊富で濃密な1時間30分でした!
挙動のおかしいオタク。見るからにコミュ障。
つまり最高の大西礼芳。
が、京都で迎える人生の転機。
小さな介護施設に集う人びとの、淡いライフストーリーに魅入られた。
物語が進む度に、心の扉がどんどん開かれていく感覚を味わった。この映画で一番救われるのは、間違いなく観客なのだ。
事故で頚椎損傷〜入院リハビリのコミュ障ぽい父(伊藤洋三郎)に付き添わなくてはならなくなったマンガ家の娘(大西礼芳)という設定は見るのも辛いが、ピアノを前に「みんなしぬ」と歌うあたりから不用意に笑えて明るくなって来て、最後はその歌を歌ってみたくなる。
還暦を迎えた西田宣善監督の第一作は少子高齢化が加速するわが国にあって介護医療というドラマ以上のドラマの現場にあって、登場人物たちはそこに放り込まれる。新人監督の若々しい感性。まごうことなき探究心。その一方、円熟の視点から人生を静観する戦後世代の監督がここにいる。両者の葛藤から何かが生まれることは間違いない。
日本映画のニューウェーブの誕生を確信した。
介護施設を舞台に、様々な属性を持ったユニークな職員や入所者たちが、とても時間のかかる人間関係を徐々に築いてゆく。彼らの不器用さと誠実さは、人間関係にもタイパを持ち込む現代社会の風潮にうんざりしている人たちの心に、きっと染み入ることだろう。そして彼らの時間の流れは京都の風景と見事にシンクロしている。
清々しい映画です。介護施設での「ライフストーリーの聞き取り」というモチーフが良いです。現代人全てが求めている対話をわかちあいたいことへの解答の一つがここにあります。大⻄礼芳さんはじめキャストも素晴らしい。西田監督の今後の展開を期待します。
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